元役員の刑事判決を受けてのご報告とお詫び
2025年10月21日
10月21日、さいたま地方裁判所において、さいたま市PTA協議会の元会長であり、また、弊会の元役員でもあった青羽章仁氏に対して、刑事判決が言い渡されました。
判決内容は、さいたま市PTA協議会に対する業務上横領罪と、弊会に対する背任罪について、懲役3年とする有罪判決(実刑)でした。
改めて、本件により、全国のPTAや弊会に対する社会的信頼が大きく損ねられたことは、極めて重大であり、判決の内容を厳粛に受け止めるとともに、深くお詫び申し上げます。
弊会は、過去の会計や契約手続き等の運営上の不備を全て見直し、法令遵守及びガバナンスの一層の強化に向けて、以下の取組を進めています。
・事務局体制の整備
・会計・契約等の事務手続きに関する内部統制の見直し
・役職員へのコンプライアンス研修の充実
・内部通報制度の制定および運用
これらの取組を通じて、公益性・健全性・透明性を重視した運営体制の確立に努めております。また、本件により、毀損した財産を回復するために、代理人弁護士を通じ、青羽氏含め、本件に関わった者に、民事訴訟手続きとして、10月8日付けで損害賠償請求訴訟を裁判所に提起いたしました。今後、裁判手続きを進め、毀損した財産の回復に努めます。
これからも全国のPTA会員、関係団体の皆様と誠実に向き合い、信頼回復に全力で取り組んでまいります。私たちは、全国のPTAが地域とともに子供たちの健やかな成長を支える活動を安心して行えるよう、引き続き努力を努めてまいります。
2025年10月21日
公益社団法人日本PTA全国協議会
会長 太田敬介



