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令和4年度国内研修事業を開催

2023年04月06日

令和5年3月25日から29日にかけて、沖縄県糸満市ならびに島尻郡渡嘉敷村において、4年ぶりの現地開催となった国内研修事業を開催しました。全国から集まった51名の中学2年生と日本PTA全国協議会引率者8名、国立青少年教育振興機構4名、看護師2名、カメラマン1名、旅行会社1名が参加しました。
国内研修事業は、全国の中学2年生を対象に国内の青少年施設において、集団宿泊を通して、 コミュニケーション能力や他者への理解を高めるとともに、体験活動を通じて 社会環境や自然環境への視野を広めるために開催しています。

初日、全国から那覇空港に集まった子供たちは糸満青少年の家での開講式・入所式を行いました。入所式では5日間行動を共にする沖縄大学のリーダーが紹介され、夜はアイスブレイクでのゲームや、自分の住む町についてのプレゼンテーションをしました。

2日目は渡嘉敷島へ渡り沖縄青少年交流の家で入村式・入所式を行い、午後からは野外炊事やキャンプファイヤーと続き、リーダーたちのクイズや紙芝居などで沖縄の文化や歴史を学びました。

3日目は海洋研修でシュノーケリング、大型カヌー、シーカヤック、スーパーフロートを体験しました。残念ながら天候には恵まれず、少し肌寒い気温でしたが水温は比較的温かく、子供たちは海に入って歓声を上げていました。夜は文化体験プログラムとして、沖縄県立南風原(はえばる)高等学校の生徒を迎えて沖縄の伝統芸能エイサーの演舞を鑑賞し、その後のエイサー教室では子供たちも目を輝かせて踊りにチャレンジしました。

4日目は国際交流プログラムとして、渡嘉敷島留学わらびや代表の坂田竜二氏による「地域の魅力を発信する~渡嘉敷の海を世界に伝える~」と、JICAで活躍された江田島青少年交流の家の望月奏氏による「日本から世界へ~世界の中の‘地域’で私がしたこと~」の講演がありました。ワークショップでは中学生ができる地域課題解決大作戦というテーマで各班からの発表を行いました。その後、糸満青少年の家へ移動し、まとめの会ではチャレンジ宣言を清書し撮影をしました。

最終日の閉講式では、統括リーダーより子供たちへ沖縄弁のメッセージが伝えられました。最後はTシャツにメッセージを書き込んだり、手紙を交換したりという姿が見られ、充実した研修であったことが感じられました。
那覇空港では最後の別れを惜しみながら、各々の帰路へと向かいました。

この事業には、子供たちが将来、日本のリーダーとして、あるいは地元や地域を担う人材になって欲しいという願いが込められています。
開催にあたりご支援、ご協力くださいました関係機関、関係各位に感謝を申し上げます。


▼羽田空港組 出発
R4国内研修事業
▼糸満青少年の家(入所式)
R4国内研修事業
▼夜のアイスブレイク
R4国内研修事業 
▼渡嘉敷島沖縄青少年交流の家(入村式・入所式)
R4国内研修事業 
▼海洋研究所ビーチ記念撮影
R4国内研修事業 
▼キャンプファイヤー
R4国内研修事業
▼ビーチでのランタンミーティング
R4国内研修事業 
R4国内研修事業
▼伝統芸能エイサーの演舞鑑賞
R4国内研修事業
▼国際交流プログラム講演
R4国内研修事業
▼沖縄青少年交流の家退所
R4国内研修事業
▼糸満青少年の家閉講式
R4国内研修事業

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