
日頃、皆様には日本PTAに対するご理解とご協力を賜りますこと心から御礼を申し上げます。平成22年度(社)日本PTA全国協議会の会長就任にあたり、ごあいさつを申し上げます。
日本PTAは将来を担う全国の子どもたちが、心身ともに明るく健やかに成長することを願っています。私たち保護者はPTA活動を進めていくうえで一番大切なことは、子どもたちが安心して楽しく学べる環境づくりであり、その源は各学校・地域での単位PTA皆様を中心とした積極的な取り組みです。全国61協議会はその単位PTAを中心とした組織であり、常にそのことを念頭におきながら活動を支え協力することです。
私たちのPTA活動の使命は、子どもたちが安心して楽しく学ぶ場を常に与えることだと思っています。その考えにもとづき日本PTAは、21年度各協議会皆様からの意見をお聞きし、要望の多かった4項目を重点とした活動をさせて頂きました。
1.きめ細やかな教育を求め、少人数学級の推進・教職員の増員を強く要望(前年度5倍増の教員採用方針となる)、また、教職員の資質向上も要求。(子どもたちの基礎学力の習熟が十分でないとのご意見に対応、今年度も更なる要望を行う)
2.携帯電話・インターネットのフィルタリング、悪質プロバイダー規制強化の要請。(規制強化となる)
3.PTA共済の法制化の要望。(過日法案が可決し、来年4月から施行となる予定)
4.公益法人への取り組み。(検討委員会を設置、23年度までにその方向を提示)
22年度は21年度項目の継続要望のほか、1.有害雑誌の店頭展示・販売方法の改善要求、2.子どもたちに夢を与える事業への取り組み、3.地域社会との連携推進、4.日本PTAへの信頼強化など、積極的に取り組んで行きたいと思っています。
さて、日本PTA全国協議会は創立60年有余を経てきましたが、その時、その時代に適した対応、また、様々な問題に積極的に取り組んできた精神は、いつの時代でも変わることなく今日まで引き継がれております。これからも日本PTAが作り上げてきた実績とその信頼の重みを感じながら、行政・関係機関と直接向き合い是々非々で対応をしていく所存です。
23年度・24年度には新指導要領が実施され、教育方針が大きく変わります。日本PTAはどのような時であっても、提唱している"教育の原点は家庭から"との理念を大切にし、常に会員の声に耳を傾けながら心がともなう活動、一つ一つ丁寧に進めていく姿勢が必要だと思っています。日本PTAは、新時代を築いていく子どもたちを優しく見守り育んでいく心の通う協議会・皆様に信頼される協議会でありたい。
全国協議会会員皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。
社団法人日本PTA全国協議会
会 長 相 川 敬